海の日本史
帝国海軍連合艦隊参謀であった秋山真之は欧米の戦史、戦術書をことごとく読みあさりました。
兵書の多くは陸軍兵書でしたが、戦術に陸と海との違いはないと確信し、さらに中国の兵書も読みあさります。とくに「孫子」は繰り返し読んだと云います。
ある日、秋山真之は江田島から故郷松山まで帰路にある、瀬戸内海の大三島に立ち寄ります。
大三島は村上水軍の祖神を祀る水軍の社でもあり、ここには幾多の国宝の武具が納められています。秋山家の先祖が仕えた河野通信や通有の鎧もあり、真之はいつしか水軍の歴史をたどってみるのでした。
- 世界の海戦史の中でも評価される「壇ノ浦の合戦」
- 外敵の脅威をしらしめた「元寇」
- 厳島渡海が勝機となった「厳島合戦」
かくして、真之は水軍の「能島海賊戦法」を研究することとなり、後に日本海海戦に於て、バルチック艦隊を全滅せしめる作戦を練ります。
秋山真之もたどった、つわものたちの「海の日本史」を、ここに紹介してゆきたいと思います。







