戦艦「三笠」の要目

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戦艦「三笠」の主要目

戦艦「三笠」は、12インチ連装砲塔2基・18ノットの性能であり、当時世界第一級の新鋭艦であった。のちのプレ・ドレッドノート級戦艦(20世紀戦艦の基準となったイギリス海軍戦艦)の典型となる。

排水量 15,140トン
全長 131.7メートル
全幅 23.2メートル
平均吃水 8.3メートル
出力 15,000馬力
主機 レシプロ蒸気機関2基、2軸
主缶 石炭専焼缶25基
燃料搭載量 石炭1,521トン
速力 18ノット
航続力 10ノットで7,000浬
主砲 40口径12インチ(30センチ)砲4門
副砲 40口径6インチ(15センチ)砲14門
補助砲 3インチ砲20門、3ポンド砲8門、47ミリ砲4門、マキシム機銃4挺
水雷発射管 45センチ魚雷発射管4基
装甲 舷側甲帯228ミリ、甲板76ミリ、砲塔前楯254ミリ、砲塔天蓋203ミリ
乗員 859名

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同時代の列国戦艦

艦名 排水量 砲装 速力 竣工
12インチ 8インチ 6インチ
三笠 15,140 4 14 18 1902年
ヴェネラブル 15,000 4 12 18 1902年
メーン 12,585 4 16 18 1902年
シュフラン 12,750 4 10 18 1903年
ツェザレウィチ 12,912 4 12 18 1904年
ベネデット・ブリン 13,427 4 4 12 18 1904年

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戦艦「三笠」の防御力

「三笠」は防御法に特色があり、当時世界で最優秀と定評のあった表面を硬化させたクルップ滲炭鋼を全面的に採用し、敵弾を跳ね返すことを目標に造られた。また副砲の防御も、一門ずつ防御せずに片舷5門を砲郭に収容して、これ全体をアーマーで覆う方式を採用する。

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戦艦「三笠」の機関

三笠の機関

日露戦争当時は、石炭と重油の混燃やタービン機関が開発中であり、まだ石炭専燃のレシプロ機関の時代であった。混燃・タービン機関が主力艦に採用されたのは、1906年竣工のイギリス戦艦ドレッドノート以降。

「三笠」は25基のベルヴィル式水管罐を備え、ここで圧力1平方インチ当たり300ポンドの蒸気を発生させる。これを三回膨張式のレシプロ機関に導き、15,000馬力でニ軸を駆動させ、最高18ノットを出します。「三笠」級戦艦の石炭搭載量は約1,500トン、経済速力(9~10ノット)で一昼夜約100トン消費。

「三笠」の二軸のスクリューは共に内方回りとなる。内方回りの方が推進効率が良いとされていたが、操縦に多少難点があり、これ以降の艦艇では外方回りが多く採用される。

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